C型肝炎で入院しました。ペグインタ−フェロン注射五回目
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 4月4日(ペグインタ−フェロン注射五回目の1日目)、昨日の血液検査で血小板、白血球ともに増加に転じた結果、ペグインタ−フェロンの量を0.4で続行が決定され、退院が目前となってきた。退院のめどが付いたことで昨夜はぐっすりと寝ることが出来た。今朝は5時過ぎから目が覚め目覚めもよく体の調子も良さそう。朝7時の随時血糖値も119と良い数値が出た。
 9時過ぎいつもの通りハイ注射ですとペグインタ−フェロンの注射をいとも簡単にする。治療といえばこのペグインタ−フェロンの注射を毎週水曜日にするだけで後はただひたすらベッドで寝ているだけでは何とも退屈、最近はせいぜい散歩に精を出しているが、病院内だけではしれているので先生の許可を得て今日からは午後の散歩で外出し外を1時間ほど歩く。ペグインタ−フェロンの注射5回目になると発熱とか倦怠感とかの体感的な副作用はほとんどなくなってきた。

 4月5日(ペグインタ−フェロン注射五回目の2日目)、昨日は外出してよく歩いた割には熟睡感がなかった。1時間近く歩いたが先生曰くせいぜい30分位で止めていた方がいいそうで、そのせいか病院に帰っても脈拍の早さがなかなか収まらなかった。しかし足のほかほか感が若干あるものの、今までの倦怠感も含めて副作用らしきものはほとんど感じなくなった。7時の随時血糖値は131とやや高め。11時からはいつもの通り40分歩く。
 午後2時の随時血糖値は288と昨日よりはやや下がる。先生から疲れない程度にせいぜい歩きなさいといわれている、疲れない程度にせいぜい歩くとは具体的にどの程度か聴いてみると午前中30分、午後30分ということで午後も30分歩く。体の調子は今日も良さそう。

 4月6日(ペグインタ−フェロン注射五回目の3日目)、昨日の夜は風邪を引いたような感じでおかしかったので催眠剤を飲んで早めに寝る。夜中に最低1回はトイレに起きるのに、昨夜はなぜか朝までぐっすりと寝ることができた。風邪の方も間違いだったみたいで風邪の症状は全然出なかったが、良いことばかり続かないもので朝7時の随時血糖値を調べてびっくりで184という今まで出たことがない高い数値がでた。一過性のものかペグインタ−フェロンの影響が出てきて今後も続くのかはこれだけでは判らない。体の調子は良さそうなので11時の散歩は30分間軽く歩く。
 午後2時の随時血糖値は276でなんてことはないきわめて正常値で朝のあの随時血糖値の高さは何だったのだろう。明日の朝7時の随時血糖値を見なければ何ともいえないが間違いだった可能性も出てきた。体の調子は良さそうなのでいつもの通り病院内を散歩する。

 4月7日(ペグインタ−フェロン注射五回目の4日目)、このところ足先はポカポカ感があるが膝のあたりが冷え冷えとしてなかなか寝れないのでアンカで膝のあたりを暖めて寝るようにするとよく寝ることができる。昨夜も夜中1回トイレに起きただけで朝までぐっすり寝た。朝7時の随時血糖値は昨日の朝が異常に高かったので心配されたが今朝は132といつもの値に戻っていた。一過性のものであったのか測定間違いであったのか判らないが今の体の調子からたぶん明日以降は異常値は出ないと思う。午前中の散歩は体の調子が良さそうなので40分歩く。
 午後2時の随時血糖値は257と昨日よりもさらに低い数値が出た。より良い方向へ向かっているように思う。午後も40分歩く。今日、明日の土曜、日曜日は桜カーニバルが最高潮で世の中桜に浮かれているというのに、今年は何ともわびしい限りで、病院で桜の便りを聞いて過ごすとは、肝臓ガンで最悪はそのままという可能性もあったことからすれば花見くらいはまた来年を楽しみにと考え方を前向きにする。

 4月8日(ペグインタ−フェロン注射五回目の5日目)、昨日も催眠剤の助けを借りて、夜中トイレに1回起きただけで何とか寝ることができたが、そろそろ限界に近づいてきた気がする。朝7時の随時血糖値は134で一昨日の朝7時の随時血糖値が184というのはいったい何だったのか。看護師は間違いはありませんというが、今までに一度も出てないような高い値はおかしいと思うがこういうこともあるとあまり深く考えないことにする。
 午後2時の随時血糖値は299と結構高い数値が出る、これがペグインタ−フェロンの注射をしている一番の副作用かもしれない。

 4月9日(ペグインタ−フェロン注射五回目の6日目)、昨夜も何とか睡眠をとることができたが、夜中看護師が見回りに来ていたのが夢うつつに2度ほど確認できたので、今までよりは確実に眠りが浅くなっている。朝7時の随時血糖値は121で良い値が出た。午後2時の随時血糖値も272と昨日よりは下がる。体の調子はやはりペグインタ−フェロンの関係か万全といえず、どこかおかしいような気がするが、具体的にどこがどうおかしいか表現するのは難しい、ただ明日の血液検査の結果がよかったとして、家に帰ってすぐに普通の生活ができるような状態でないことだけは確かだと思う。

 4月10日(ペグインタ−フェロン注射五回目の7日目)、今日の血液検査は非常に重要な節目の検査で前回に次いで血小板、白血球の数値が改善された結果が出れば退院は間違いないと思う。朝5時半の予定であったが看護師さんの予定が狂って6時半になって採血、ついでに随時血糖値も測り120とこれは異常なし、採血の結果が出るのは夕方に回診があるのでそれまではお預け、夕方まで首を長くして待つのみ。
 午後一番に先生の回診があり今朝の血液検査の結果、血小板、白血球ともに減ってないので明日のペグインタ−フェロンの注射は0.4でいきましょうとのこと、明日と明後日の様子を見て13日か14日くらいの退院を決める予定ですとのこと、やっと退院のめどが付きそうでホッとした。これは後で看護師さんに聞いた話だが、実は先生は11時過ぎに回診に来てくれていたそうで、丁度私が午前中散歩する時間で在室していなかったのだが、先生はいい話なので検査結果が出て一番に結果報告に来てくれていたらしい。
 午後の散歩はやはり退院のめどがつくと体の動きが軽いのがよく分かる、しかし過ぎるのはよくないので適当なところで止める。
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