C型肝炎で入院しました。ペグインタ−フェロン注射四回目
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 3月28日(ペグインタ−フェロン注射四回目の1日目)、昨日は血液検査の結果をあれこれと考えていたらなかなか寝付けなかったがそれでも知らぬ間に寝ていた。いろいろと考えていて、先生ははっきりとは言わないが、間違いない退院のパターンが見えてきた、それは何かというと要は単純なことで毎週水曜日にペグインタ−フェロンの注射をする前の日に血液検査をして血小板、白血球の量を調べるのであるが、これが2〜3週安定した結果が出なければどんな名医でも退院の許可が出ないのは当然で、もうあれこれと考えないことにした。
 今日はペグインタ−フェロン注射の4回目。今までの血液検査の結果ペグインタ−フェロンの量を0.5から0.4に減らして注射。現れる副作用の症状は今までよりはさらに緩和されるものと思われる。問題は毎週火曜日の血液検査で血小板、白血球の減少が停まるかどうかが最大の問題点でさらに減少傾向が続けばペグインタ−フェロンの量を減らしていくことになる。ただペグインタ−フェロンの量を減らしても、定量の半分くらいまでなら効果は変わらないそうで、24週注射を続ける総回数は変わらないものの退院出来る日にちが延びるだけである。血小板、白血球とかの血液の中身がどこかで減少傾向が停まって安定することが退院できる絶対条件である。
 副作用の方は今までより、一段と緩和されているように思う。熱は出ないし、体のだるさもほとんど感じないし、全く正常とはいえないまでも、三回目と比べても一段とよくなっているように思う。午後の散歩もいつものペースで40分歩く。

 3月29日(ペグインタ−フェロン注射四回目の2日目)、昨日は寝る前の催眠剤を飲み忘れたのと三回目より今回の方が足のほかほか感がひどく、いつもはアンカをして寝るのにつけなくても足がホカッて1時頃より1時間おきにトイレに起きる。午前中は多少体の調子もおかしく何もする気が起きず午前中はずっとCDを聴いて過ごす。
 午後の散歩はいつもの通り歩き始めるがやはり少し調子が悪そうなので30分ほど歩いて止める。飲み薬の管理が大変なので看護師さんに箱を持ってきてもらい毎朝一日分を朝食後、昼食後、夕食後、夜寝る前と規定の箱に入れておき毎食後にその薬を飲むようにした

 3月30日(ペグインタ−フェロン注射四回目の3日目)、昨夜は寝る前の催眠剤を忘れずに飲んだため夜中に一度トイレに起きただけで朝までよく寝ることが出来た。副作用の足のポカポカ感もだいぶ緩和されてきた。しかし、7時の随時血糖値は151と高めとなる。
 体調はぐっすり寝ることが出来たお陰で良いように思うが何事も良いことは続かないもので今朝は便通はなし。今朝の新聞には相生橋上手の桜カーニバルが昨夜から開催され早速夜桜見物の写真が載っていた。健康であれば毎年散歩の途中に毎回寄って、もう少しで咲くなとか満開になったとか散り始めてきたとか確認をしていたが今年は病院の中で桜の便りだけで辛抱しなければならない。
 午後2時の随時血糖値は282と23日に次いで低い値となった。その関係か午後の散歩は体の調子が良さそうでいつものペースで40分歩くことが出来た。今日は便通以外は調子がよかったが、もし明日も便通がなければ座薬を考えなければならない。

 3月31日(ペグインタ−フェロン注射四回目の4日目)、昨夜も熟睡。朝7時の随時血糖値も124と下がってきた。しかし便通の方はサッパリで、前回と全く同じで朝食後お伺いを立ててみるがその気配は全くなしで、その足で詰め所へ行って浣腸の座薬をお願いしてすっきりと用を足すことが出来た。体全体が弱ってお腹に力が入らないのか、あるいはペグインタ−フェロンの副作用なのか、それというのも、便が硬くなってきたのは14日のペグインタ−フェロンの二回目の注射をした頃より始まったように思う。
 午後東京で就職している三男が見舞いで帰岡、病院まで来てくれた。久しぶりにパソコン談義に時間のたつのを忘れるほど話し込み、気が付いたら夕方で少々疲れたが気分の良い疲れで今晩はぐっすりと寝れそうだ。

 4月1日(ペグインタ−フェロン注射四回目の5日目)、昨日は三男が見舞いに来てよく喋ったお陰で夜は熟睡することが出来た。しかし朝目覚めてから喉が少しいがらっぽいことに気が付いた。やはり喋りすぎて喉を痛めて風邪でも引いたら大変で気を気をつけなければいけない。朝7時の随時血糖値はやや高めながらも体の調子は良さそう。しかし昨日座薬で用を足したが、今朝はサッパリその気配なしで、腸の蠕動運動が弱っているのかお腹に全然力が入らず便意を全然催さない。
 今日も三男が昼から来る予定なので午前中に散歩を済ませておく。体の調子はよくいつもの通り40分軽く歩く、これならいつでも退院できそうである。午後2時の随時血糖値は321で昨日よりはやや高めであるが看護師さんによるとこのくらいであれば許容範囲とのこと。夕方三男が来る。昨日は久しぶりで喋りすぎて疲れたので今日は専ら聞き役に回る。明日月曜日を休みを取っているとのことで明日夕方に帰京する予定。

 4月2日(ペグインタ−フェロン注射四回目の6日目)、昨日は催眠剤を飲んでも寝付きが悪かったが、結局目が覚めたら4時で、寝ていたと言うことか。まだ依然として足のポカポカ感があり前回よりも長いような気がするし、その分痔にも影響があるような気がする。痔の薬を昨日朝晩と今朝と使用すると今日は気持ちよく用を足すことが出来た。朝7時の随時血糖値はここのところ一日おきに上がったり下がったりを繰り返して今日は118と良い方に下がってきている。午後2時の随時血糖値も248と良い方向に向いている。体の調子も良いようでいつもの通り40分散歩する。

 4月3日(ペグインタ−フェロン注射四回目の7日目)、昨日は熟睡。今日はターゲスのある日で7時、11時、14時、17時、21時、翌日03時の6回採血をする。早速寝起きの7時に眠い目をこすっているときに血を採りに来た。朝7時の採血が量的に一番多い量をとるようだ。ついでに随時血糖値を測ると127。
 今日も体の調子は良さそうなので11時のターゲスが終わると40分散歩する。今日の体の調子は完全で、これならば健康なときに毎日午後、家から駅まで散歩していたぐらいは歩けそうである。
 夕方、回診があり今朝の血液検査の結果がでて前回ペグインタ−フェロンの量を減らした効果が出ていずれも減り続けていた血小板、白血球が増加に転じたということで、今後はペグインタ−フェロンの量を0.4で続けることが決まりました。来週、火曜日の血液検査で血小板、白血球の数値がさらに改善されれば来週中の退院は間違いない見通しとなった。ただ随時血糖値が依然として高いので血糖値を下げる薬を増やすのと、明日からは外出してもよいからあまり疲れない程度に散歩の量を増やすとの指示があった。
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