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6月28日、知床観光遊覧船で知床岬まで、知床峠、羅臼のマッカウス洞窟、ヒカリ苔、相泊まで往復 |
天気 晴れ |
知床観光船に乗るために港へ行く。乗船券を買って、車を駐車場へ入れる。 知床岬まで行く4時間観光コースは10時出帆なので、1時間以上時間があるのでオロンコ岩へ上がってみる。 トンネルを後戻り右手へ取って行くと上へ上がる階段がある。 最初は急なのでゆっくりと登る。 15分ほど登れば頂上に着けるのでとにかくゆっくり登ることである。 上からの眺めはまことに見晴らしがよい。 北側、港側の急な斜面はカモメとウミネコが営巣している。 知床観光船は50人くらいの観光客を乗せて知床岬へ向けて時間通りで出航する。 今日もいい天気で目の前に羅臼岳、三峯、サシルイ岳、オッカバケ岳、硫黄山が見え少し離れて知床岳が見えた。 海は穏やかで揺れはほとんどない。 ディーゼルエンジンの振動だけが感じられるまことに穏やかな航海です。 知床の海は青黒くその水深の深さを物語っていました。 フレベの滝、カムイワッカの滝、カシュニの滝、観音岩、メガネ岩、獅子岩をすぎると知床岬は近い。知床岬では船足を落としてゆっくりと旋回する。 その間撮影は十分にできた。 人っ子一人いない無人の岬をただ見るだけというのはまことに不思議な感じでまるで外国の領土を見るような感じであった。 今日は天気は良かったが遠くは霧がかかり、残念ながら国後、択捉島は全然見えなかった。 旋回して帰途について持ってきたお昼のお弁当を平らげる。 2時間近く船上のデッキにいたので紫外線が強いため日焼けをして額がひりひりとした感じであった。 お腹が満腹となり帰りは船室で寝込んでしまい気がついたらウトロ着船間近であった。 下船後、知床自然センターで知床の自然の映画を見る。 平日と言うこともあって200人くらいはいる館内にわずか30人ほどの観客数でまことに申し訳ない状態であった。 知床峠はお天気が良かったので、残雪が残った羅臼岳が目の前に見えた。峠の道の脇にも残雪が残っていて冬の厳しさがひしひしと感じられた。 観光バスが着き観光客が増えたので早々にここを後にして羅臼へ降りる。 羅臼の町を相泊の方へでたところにマッカウス洞窟が道ばたにあり駐車場もあるので止まってみる。 ここはひかり苔があるところで有名である。 ひかり苔は1cmに満たない大きさで光源を背にしてみると苔のなかで光を吸収してひかるそうですが若干蛍光色に見えたもののはっきり光るとは確認できなかった。 羅臼から知床公園羅臼線87号を相泊まで往復する。 相泊の知床公園羅臼線87号の行き止まり地点は地の果てに来た感じがした。 ここ知床公園羅臼線87号の行き止まり地点は同時に知床公園羅臼線736号の起点でもある。 ところが知床公園羅臼線736号は起点があるだけでただの1mも道路があるわけではない。 住宅はあるが人通りがほとんどない集落で、山側は知床の山が迫り、平地は道路のみでほとんど平地はないところに、道の両側にひと並びづつの住宅が建っているのみで、特に海側の住宅は海岸から5m位しかなく、大きな波がくればそのまま持って行かれそうな感じであった。 それかどうか分からないが、家を鋼鉄のロープで地面に二の字に結わえ付けるようにしてあった。 霧が出てきた上に知床の山が太陽を遮るため羅臼は非常に寒かった。 峠まで上がってくるとウトロ側は羅臼側とはうって変わって、良い天気で羅臼岳まではっきりと見ることができた。 民宿の宿泊先は、今日は団体が入るのでお風呂を知床自然村の風呂に入ってくれとのことで、入浴券を持って知床自然村に風呂に入りに行く。 ここはキャンプ場を併設していて、最初ウトロに泊まると決めたときに予約の電話をしたところです。 こじんまりとしたキャンプ場でテントがもうすでに7〜8張り張ってあった。 私が借りようとしたケビンはテント場の向こうに見えたが、洞爺湖のケビンと同じようなものでここを決めなくて良かったと感じた。 |