2月20日(日)、いつものように朝食を食べながら地元紙を何気なく見ていましたら、昨日の19日(土)のことですが御津虎倉地区で地区住民と野鳥の会の人たちが虎倉地区における
猛禽類の定点観測を実施。環境省のレッドリストでいずれも準絶滅危惧種に指定されているオオタカとハイタカが確認されたという記事が地元欄に載っていた。
いつもの悪い癖で直ぐに思いつきでそれならばこれから見に行こうとばかりにお昼の替わりにとホットケーキを焼いて朝食もそこそこに車に飛び乗って出発、ナビを御津虎倉地区にセットすると国道53号
を経ていくのかと思いきや空港のそばを通る吉備新線を通るように誘導している。
吉備新線を誘導通り車を進めて空港のそばを北へ向かっていくとやがて虎倉地区への案内標識があり右折して狭い急坂を慎重に下っていく。やがて虎倉地区に入るが大野公会堂がわからずそのまま通り過ぎて
その先の宇甘へいく道まで出て引き返しやっと大野公会堂を確認、付近の旭川源流の標識のある駐車場へ車を止める。
カメラに望遠鏡をセットしていつもの通り、首から望遠とカメラをぶら下げるようにして辺りを見回してみると目の先にオオジュリンらしき野鳥がいるのでこれを撮影。そうこうしていると同伴の妻が向こうの山の上に
大きな鳥がいるよと言うので愛用のカメラと望遠を構えてのぞき込むと確かに山の稜線にある大きな枯れ木の上に右側に大きな鳥がとまり左の上の方にそれよりは小さい鳥がとまってじっとしている。さらに付近の木には
カラスらしき鳥がとまっている。
これはオオタカに違いないと夢中でシャッターをきり、いつもの連射で連続撮影をしているとこの大きな方の鳥が飛び立つのでその一部始終を撮影する。この大きな鳥が飛び立つのを待っていたように小さい方の鳥も
飛び立ち後を追いかけていくようである。さらにそばの木にとまっていたカラスらしき鳥も追いかけて飛び立ち3羽が入り乱れて勢力争いをしているようであった。
その様はまさにじぶんの縄張りを主張しているさまをまざまざと目の前で見ているようで、ときには大きな鳥が小さな鳥に頭から突っ込んでいく様まで写真にとらえることができた。ひとしきり撮影すると今度はまた妻が
別の一羽が飛んできていると言うことで目で確認しカメラをそちらの方に向けて撮影するがこちらの方は距離がありすぎて小さい画像しか撮影できなかった。
ひとしきり撮影をすませると近所の方が出てきて昨日は野鳥の会の方が大勢来てオオタカの撮影をされていた様子の話を聞き、私も何かわからないがオオタカらしき鳥を撮影したことを話すとこの山の上に野鳥に詳しい
人がいるのでそこで話を聞いてみたらとのことであった。
そこで車を走らせて山の上まで行き、撮影した画像を見てもらったところこれがとんでもないことで私が撮影した鳥はオオタカではなくてレッドリスト1Bのクマタカと判明。その人も昨日はオオタカは出てきたが
クマタカは出てきてなかったとのことで非常に珍しいことですよと言って下さった。
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